虹の架け橋

「中原さん!」

「えっと…あなたは…寺原愛月ちゃん」

「わあー私の名前知ってるんですね!」

笑顔が可愛い女の子で名前が愛の月と
書いて『あき』…素敵な名前じゃない。

「あ、そうそう。あい…中田愛良ちゃん…入院しちゃって…。」

「え!?入院?どうして?」

たしか中田さんって学級委員長
だったよね?

「クラブで屋根に乗ったボールを取りに行ってくれてそこが少し低くて飛び降りれる高さだったから飛び降りたら…骨折したみたい。」

「え〜!?大変だったねー。」

「そこで先生が…」

なんか申し訳なさそうにする寺原さん。
なんだろう。頼み事?

「しばらく帰って来ないから学級委員長を誰かに変われって…。」

もしかし…私に…?

「みんなで話し合って中原さんがいいかなたも…。」

「なんで私?…私、生徒会もしてるし…。」

生徒会だけでも忙しいのに学級委員長も
引き受けたら…もっと忙しくなる…。、

「そ…そうなんだけど。頼れるし…合ってるってゆーか。お願い!!」

え…ちょっと待って…。
私、その話し合い入ってないよ!?

「お願い!中原さん!」

必死に手を顔の前で合わせて頼み込む。

「しょうがないな…。みんな困るし…いいよ!」

「本当!?ありがとう!みんなに言ってくる!」

私はしぶしぶOKした。
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