Jewel Memory*2つ年下
「せっかくOKしてくれたのに、嘘って言ったら可哀想じゃん」
「……で、付き合ったと?」
「うん。
でも2週間くらい経ってからは、本気で好きだったよ」
「そーだったんだ」
今思うと、恋愛なんてそこら中にある。
巳波が、あたしの親友のココに告ったことも、案外珍しくないのかもしれない。
* * *
『今、病んでるから』
♪〜♪〜♪
―――――
本文
元気出して☆
もし俺が彼氏だったらな〜。
励ましてあげれるんだけど、
―――――
堀川竜、ごめん。
もう、あたし無理っぽい。
彼氏だったらな〜。って
何なの?!
あたしは、アンタなんか彼氏にする予定ないんだからねっ。
なんで、こう優しいのが堀川竜なのよ。
巳波だったら良かったのに。
.