Jewel Memory*2つ年下
エピローグ
人は皆、
出会いと別れを繰り返しながら
生きている。
あたしとキミが出会ったことが
もし運命なら、
大切なものを知らせるための
運命の相手だったのかもね。
時間は過ぎても、
思い出はキラキラ輝く。
幸せな思い出も
辛い思い出も。
『あなたが1番大切にしてる宝物は何ですか?』
って聞かれたら
真っ先に答えるよ。
『思い出です』って。
形にないから、
それぞれに違う。
思い出っていうのは、
つくるものじゃない。
自然とつくられるものだから。
『あなたは、恋愛と友情どっちを大切にしますか?』
恋愛とか友情とか
関係ない。
『一緒にいるのが当たり前な人が、1番大切です。
近すぎると、大切なことに気付けないから』
◆本編END◆