光へ。

「お腹空かん⁇」
唐突の質問に、戸惑ってるのか
自分でもよくわからないけど、
返しに悩む。
「いや…別にそんな…」

──ぐるぐるぐる…

地鳴りみたいな音が
あたしのお腹から放たれる。
「空いとるやん!
いっしょに飯いかん?
頑張って仕事してんのに
1人で食うのさみしいねん!」
完璧な私情。
でも、嫌な気はしなかった。
「奢るから!な?」
「いいですよ、暇ですし。」
「うしきまりや。
デ○ーズいこ。さっき見つけてん。」
強引。でも、嫌な人じゃない…かな。




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