あなたがいたから、幸せでした。
「なー、富山って呼びにくいから、
優夏って呼んでいー?」
えっ・・・
地味に嬉しいよ。
私、今は富山ってしか呼ばれないから。
「う、ん。
ちょっと照れ臭いけど、
優夏でいいよ。」
あー!
言っちゃったよー
メチャクチャ恥ずかしいっ
・・・って、私が照れなくてもいいのかな?
「じゃー、今からは優夏な?
つーことで、よろしくな、優夏」
「こちらこそ、よろしくね、安西君。」