あなたがいたから、幸せでした。


「なー、富山って呼びにくいから、

優夏って呼んでいー?」


えっ・・・

地味に嬉しいよ。

私、今は富山ってしか呼ばれないから。


「う、ん。

ちょっと照れ臭いけど、

優夏でいいよ。」


あー!

言っちゃったよー

メチャクチャ恥ずかしいっ

・・・って、私が照れなくてもいいのかな?


「じゃー、今からは優夏な?

つーことで、よろしくな、優夏」


「こちらこそ、よろしくね、安西君。」

< 127 / 430 >

この作品をシェア

pagetop