あなたがいたから、幸せでした。
お願い。
私はみんなの邪魔をしたいわけじゃないんだよ。
「そんなわけ・・・ないじゃない。
だって私は。
〝みんな〟と仲良くしたいだけだもの。
ねぇ、麻菜。
どうして?
私達は・・・」
「もういいよっ!
あんたなんか、友達でもなんでもない!
あんたなんか、大っ嫌い!!」
それまで周りで黙って見ていたみんなが、
ザワザワと騒ぎだした。
きっと、あんなに仲が良かったのに、
何でそんな事を言うんだろう、とでも思っていたんじゃないかな。
こんな事になるなんて、分からなかったよ。
私のせいだとは分かってる。
今、私は何をすべきなの?