あなたがいたから、幸せでした。
自分でも、馬鹿だとは分かってる。
だけど。
ここで折れてしまったら、私は今度こそ
〝死ぬ〟––––––・・・
まだダメ。
私はまだ、生きなきゃ。
彼もいる。
私には、心の支えとなってくれる人がいる。
頑張らなくちゃ。
今、私にできる事。
それは、亜美のイジメをやめさせる事。
亜美を、守る事。
タイミングが良いのだか悪いのだか、
チャイムが鳴った。
そして私は、席に着いた。
誰に何を言われようと構わない。
私は私でいたい。
亜美を、守ってあげたい。
私のせいだから––––––・・・