あなたがいたから、幸せでした。
拓馬、大好きです。
私が嫌いになれるはずありません。
これは恋とかではないけれど、私は拓馬が大好きだよ。
きっと拓馬は私の事が嫌いだったとしても。
揺るぎようのない思いが、私にはあるよ。
「ごめんなさい」
屋上を立ち去って、やっと言えたこの言葉。
初めて拓馬とけんかした。
私、最低だよ。
拓馬を怒らせるつもりはなかったし、
怒鳴り返すつもりだってはなはだなかった。
初めての友達だったのに、こんな酷い言い方をして。
逃げてきちゃった。