あなたがいたから、幸せでした。


拓馬、大好きです。

私が嫌いになれるはずありません。

これは恋とかではないけれど、私は拓馬が大好きだよ。


きっと拓馬は私の事が嫌いだったとしても。

揺るぎようのない思いが、私にはあるよ。


「ごめんなさい」


屋上を立ち去って、やっと言えたこの言葉。


初めて拓馬とけんかした。

私、最低だよ。


拓馬を怒らせるつもりはなかったし、

怒鳴り返すつもりだってはなはだなかった。



初めての友達だったのに、こんな酷い言い方をして。




逃げてきちゃった。






< 250 / 430 >

この作品をシェア

pagetop