あなたがいたから、幸せでした。


富山、優夏?

とみやまゆか

トミヤマユカ

富山優夏



彼女が、彼女が!

明の命を奪った子!!


きっと彼女は今のんのんと生活しているんだわ。


明が死んだ事を聞いても、

前告白してきた人だ

としか思わないんでしょ!?


『そ、っか。

教えてくれてありがとう。

私、亜美って言うの。

藤堂、亜美。

よろしくね・・・』


私は彼に名前を教えた。


『俺は志場 浩平(しば こうへい)です。

タメでいいんだよね?

俺の事は浩平でいーから。』


『うん、明と同い年だから。

浩平は、何かあったかいね。

もう会えないかもしれないけど、

明の事、絶対に忘れないでね。』


『ああ。親友の事忘れるようなドジじゃあねぇもん。

ってか、明さ、亜美の事・・・』





< 280 / 430 >

この作品をシェア

pagetop