あなたがいたから、幸せでした。
「そう、分かった。
でも、あたし達だってできる事なら協力するよ?」
ラナが言ったその言葉に、胸がキュッてなる。
「うん。
その事でなんだけど・・・」
もちろんこの6人は昔からの友達だから、信用できる。
明の事だって全て話していた。
「みんなが教室で大胆なイジメをしてちょうだい。
6人で。
無理に、とは言わないけれど。」
「「大丈夫。」」
沙奈恵と凛が言った。
息がピッタリで、嬉しかった。
「亜美、1人でやろうとしなくて良かったよ。
あたし達を頼ってくれないと。
あたし達はただ、教室でイジメればいいんだよね?」