あなたがいたから、幸せでした。
「亜美が教室に入ってきた瞬間、
あたし達は1度亜美の方を見るから
それがあったら、亜美が走って止めに入る。
いいわよね?」
この短時間に・・・
麻菜、すごいよ。
「ありがとう、やっぱり麻菜はすごいよ!
一生私の親友!!ラナもアリスも美智留も沙奈恵も凛も!!
みーんな私の大好きで大切な親友なんだからっ!」
私がそう言った後、みんなが瞳を潤ませる。
「あのね、あたし亜美に酷い事言ったじゃない?」
「酷い事・・・?」
麻菜があたしの目をしっかりと見つめて言った。
「うん。
〝あんたなんか、友達でもなんでもない!
あんたなんか、大っ嫌い!!〟
って。そう言ったでしょ?
あんなの、ぜーんぶウソなんだからねっ!」
「麻菜・・・、知ってるよそんな事。
だって少し悲しそうだったもん。
ってか、計画してたんだから、しょうがなかったのよ。」