あなたがいたから、幸せでした。



「・・・っ。」


私は声にならない声を出した。

お母さんがそんな事を思ってくれていたなんて。


今まで私が勘違いをしてたのかな。

お母さんはこんなにも

私達の事を考えてくれていたのに。




お母さんは私の事が嫌いだから




そうやって済ませておけば、

私は悪くないように聞こえる。

一方的なんだけど、

前まで私はそうやって逃げてた。


今日は、私がまた1歩、

前に進めた気がした。






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