あなたがいたから、幸せでした。
そして、みんなでイジメていた事を謝ってくれたんだ。
さて、行きますか。
私はバトンを受け取り、走った。
更衣室に入って、
私の用意された服を見たけど・・・
はっ!?
私こんなの着ないといけないの!?
べ、別にビキニとかそんな露出の多いモノじゃないんだけど、
ちょっと、いや、メチャクチャ恥ずかしいよ!?
と、とにかく着なきゃ。
みんなが待ってるから、ね。
「んっ!?あれは誰ですか!?
あのバトンは・・・緑!?
おおっ、とってもイケてますね!
〝メイド服〟、お似合いですっ。
〝おかえりなさいませ、ご主人様♡〟
とか言ってほしい!
ちなみに足が速い!彼女はパーフェクトですね!」
ワーッと歓声が上がって、
私は何が何だかよく分からずに走る。