あなたがいたから、幸せでした。
美智留はヘアメイク担当。
資格もバッチし取ってて、
文句なしの腕前だそうで。
「ナチュラルだけど、
ちょーイケてるやつにするから!」
うん、ありがとう。
美智留はその後、たくさんのメイク道具を出した。
1つずつ、これは何か、とか説明してくれて。
「で、最後にこれね。
これならどこでも売ってると思うから、
家で使ってみたらいいよ。
ここをこうして、こうすると・・・
ね?イイ感じになったでしょ?」
おお!すごい!
最後に盛る部分は盛って、完成した。
「ありがとー!
美智留ってモデルのとかもやってるんでしょ?
腕が良すぎるよー!」
「それ言うんだったら麻菜もだよ。
あたし達、結構一緒に仕事するんだ。
メチャクチャ楽しいよ!」