あなたがいたから、幸せでした。


私と浩平は、

吸い寄せられるようにキスをした。


キスが終わったところで、

彼は私に言う。


「一生愛してる。」


「ん、私も」


甘い囁きと共に、

私達は下に下りていった。



「亜美、来たよー!」


そうやって私の元へ飛んでくる優夏。


いろんな事があったのに、

優夏は私を許してくれたよね。


「優夏!来てくれてありがとう!!」


「もちろん。

だって私達、親友でしょ?」


ああ、優夏は優しい子だったな、

と改めて思い知らされる。






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