あなたがいたから、幸せでした。
『あんたのせいよっ

何でお父さんとけんかするのよ!』


お母さんが、お父さんが出て行った後に怒鳴った。

私は、何も言い返せずにいた。

だって、お母さんの言ってる事は、核心を突いていたもの。


『お姉ちゃんのせいじゃんか。

さいっていっ』


ああ、私って最低なんだ。

所詮私ってその程度。

どんなにあがいても、雅より認めてもらえない。


しょうがない


で片付けるのに、慣れてしまった。



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