想いと涙の結晶




でも、この好きは哉太の好きとは違う。




楽しいだけの恋じゃない。





それを、話すと


「それが恋なんだよ。」


と、美香は言ってくれる。




私は、ドキドキしたり切なくなったりを経験した。



そんなある日。





授業が終わって帰宅しようとしている私に


「ゆりかぁ〜」


と言って、猛ダッシュで走ってきた。



そして、はァはァいいながら言った。



「ゆりか…。そ、奏太の好きな人分かったかも…。」





























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