想いと涙の結晶



私は、1つ1つ丁寧に返した。



「かなたとは小1から友達だよ。」


「んー、いつの間にか呼ばれてた。笑っ。」



また1つ、また1つ…答えるたんびに皆きゃあきゃあ言っている。



だけど、授業はまったく進んでない。



今の授業の先生は、岡部先生。


岡部先生は、私たちのクラスの担任である。


「あなたたち、黙りなさい。」


と、言っているが怖くはない。


なんか、優しいいいかたでついのろけてしまう。



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