私とあいつの関係 *ステキな婚約者*
 朝、初めて華音を見たとき本当可愛くて……。



 相当、華音にハマってるなって思った。



 ほんの少し前の俺が見たらきっとびっくりするぐらいに……。





──────────……
──────……

「お前も大変だな」



「……何が」



 今は昼休み。



 俺と藍斗はいつも通り女子から逃げるために屋上に来ていた。



 理事長の息子は屋上の鍵なんて簡単に取ってこれるんだから羨ましい。
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