私とあいつの関係 *ステキな婚約者*
「大丈夫だった?」



「うん……。でも、疲れた……」




 そう言う華音は本当に疲れた顔をしていた。



 朝より顔色悪くないか?




「ほら席に座ろっか?」



「うん」




 意外にしっかりしている莉奈ちゃんに支えられて華音は自分の席に戻って行った。




 俺は、ふらふらな華音の後ろ姿を見ていた。
< 187 / 339 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop