私とあいつの関係 *ステキな婚約者*
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「颯真、お待たせ」



 時間はあっという間に過ぎて今はもう太陽がオレンジ色に染まっていた。



 ロッカールームで着替えを終えた私は颯真の元に戻った。



 ちょっと探したけど、颯真はロッカールームの前の砂浜に座っていた。



 その姿は夕日に照らされていてとてもキレイ……。




 思わず見とれてしまっていると、颯真がポツリとつぶやいた。




「キレイだよなぁ、夕日……」



 夕日を見つめながら言った。



「……そうだね……」
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