チャラ男に恋したウサギちゃん

_______________チュンチュン…
朝になり、神様は意地悪だと気づく。


「こら、うさぎ〜!早く起きないと遅刻するよー!」



お母さんは朝から元気良く叫んでいる。


やめろや。朝は機嫌悪いんじゃ。


とか思いながら、部屋から出るのも辛く、お母さんに電話をかける。



ープルルルルル…プチッ


「何?朝はお母さん忙し「休む…」」


「ゴトッ!」


すごい音が耳元で響く。


携帯でも落としたんだろう。



「どうして!?うさぎ、学校休んだこと無いじゃない!」



「確かにそうだけど、今日は学校行けないの。お母さん、お願い…」


「どうしたの?どこか悪いの?」


「うん…」


「そっかぁ…分かった。お母さんもうすぐ仕事いくし、お兄ちゃんも学校あるから…「大丈夫。寝とけば治る。」」


「じゃあ、お昼はお粥自分で作ってね〜。お母さんが洗っとくから。」


「ありがとー」


「じゃ、電話切るよーブチッ…ツーツーツー」


早いよ…


その後、みっちゃんに電話した。

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