幼なじみ〜君の背中を追いかけて
「あ、あれ?いたくない…」
「大丈夫か?」
「え?」
声のする方をふりかえると、
中学から仲の良いの悠くんがいた。
「ったく、危ないところだったな笑」
「うん…って…え?」
じゃあ、痛くなかったのは
「悠くん、た、助けてくれたの?」
「え、おう、」
悠くんがたすけてくれたからだったんだ
「ありがとー」
よく見ると悠くんってほんとかっこいい
長いまつげにくっきり二重。
うらやましいなとおもい
私は礼を言って、
空き室に資料を運ぶのに、もう一度重たいダンボールを持ち上げようとした。
「おっと、俺、もってくわ。」
「え?でも…重たいし…」
「バーカ。男がそーいうことをすんの。
それに、有里危なっかしいから俺がやる。」
そう言って悠くんは、
重たいダンボールを軽々と持ち上げた。