幼なじみ〜君の背中を追いかけて
11.責任。
11.責任
あの事故から早くも二週間が経っていた
あの日から毎日、一度も欠かさずに
悠くんは会いに来てくれていた。
悠くんは、私の事を気遣い、
果物を持ってきてくれたり、
ご飯を作ってきてくれたり…
たくさんの事をしてくれた。
私はとっても嬉しかった。
悠くんがそばにいてくれるだけでとっても幸せだった。
だけど…
どうしても樹の事が気になって…
今も樹は目を覚ましていない。
もしかしたら…って思うと、
本当に怖い。
だって、それはー…