幼なじみ〜君の背中を追いかけて




大好きだから

「ふっふっふー」
「麻紀?」
急に麻紀が変な笑いをした
「なんだかんだゆっても 悠くんは、有里のことが
 本当に心配なんだねー」
ニヤニヤしながら麻紀が言った

「べつに心配はしてないし
 だってこいつ怪我してるし」
急に、悠くんの顔が赤くなってきた

「まったく、恋人らしくもっとしなさい」
「うるさいなー」
そう言うと悠くんは席に行ってしまった

教室にいた人たちが急いで席についた
私も自分の席に座った
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