幼なじみ〜君の背中を追いかけて
私は慌てて洗面所へ行き、
新しい制服を着て歯を磨く。
おしりくらいまである髪をとき
遅れないように急いで準備する。
「いってきまーすっ」
お母さんのいってらっしゃいも聞かずに
玄関を飛び出し、猛ダッシュする。
ああー、憧れの夢見てた高校生活の
始まりなのに…
こんな朝からスタートだなんて
私は半泣きになりながら、
ここの制服かわいいんだよねー
なんて考えながら、なんとか学校についた