期間限定
まぁ、親も私がいないと寂しいのか。
なんて、考えて通学も頑張ってアルバイトも頑張っていた。
だけど、やっぱり早起きして学校に行って帰って寝て。
そんな生活に疲れもストレスも溜まる。
私が行きたいと言った大学だけど本当は少し休みたいし、息抜きもしたい。
そして、本音を言わせてもらえばだるいなんて考えてしまう。
でも、頑張ろうって決めたから今日だって朝4時半に起きてこうして始発の電車に飛び乗った。
駅が家から近いことがただただ救いである。
私の乗る駅から2駅先から友達である相原友希奈(アイハラ ユキナ)が乗ってくる。
友希奈はいつも電車に乗るのがギリギリで余裕というものがない。
私が言うのもなんだが、友希奈より私の方がしっかりしているし、頭もいい。