期間限定
電車の中である程度化粧を直して私は準備した。当の友希奈はささっと化粧を直してずっとケータイとにらめっこしていた。
《次は立川~立川~》
電車のアナウンスがなった。
パッと横を見ると友希奈は安らかな顔をして眠っていた。
はぁ、と小さくため息を漏らして私は友希奈を起こす。
だけどちょっと揺すっただけじゃ起きないから強く揺する。
「友希奈!友希奈!」
やっと目を覚ました。
「おはよう、美桜」
「やっと起きた。ほら!降りるよ」
私が起こすタイミングが完璧だったのか丁度立川についた。