泣き虫王子と哀願少女


我に返った私は、恥ずかしさのあまり慌ててその場に腰を下ろす。




―― あの男の人だっ……!!!




私の瞳に映ったのは、間違いなく昨日映画館で号泣していたあのイケメン男性だった……。

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