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家に帰るとすでに23時。



なこと一緒のときにこんなに遅くなったのは初めてだ。



「なこ。風呂入ろっか」

「…ん」



シャンプーハットが大活躍。



顔に水かからないのに、一生懸命目を瞑ってるなこ。



なんか…可愛い。



「よし、なこは体洗っててな〜」



なこのスポンジにボディソープをつけて渡す。



スポンジは、雪チャンからのクリスマスプレゼント。



花の形で、ふわふわのスポンジ。



「ねぇ淳…お風呂ポカポカ気持ちイイ?」

「え?お湯に浸かるのが?」

「うん」

「そりゃ、気持ちイイよ。温まる」



何か悩んでる様子のなこ。



…どうした?



「あのね、少しだけ…入ってみる」

「…マジ?大丈夫?」

「うん…淳、ギュってしててくれる?」

「あぁ…」



ん?



待てよ…。



ギュって、抱きしめるってことだよな…⁉︎



裸のなこを⁉︎



え、俺…耐えられんのか⁇




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