teach



「お前マジ緊張し過ぎ。ってことで、今から行くぞ」

「は?何処に?」

「イイから来い」



半ば強制的にマネージャー3人に連れられた俺。



向かうのは…事務所?



え、何?



仕事が手につかなすぎて怒られる〜みたいな??



「お前がヤバすぎるから、社長に電話して、先方にも電話して…」

「は?何が?なに、マジなに」

「とりあえずスッキリさせてこい」



何なんだよ…。



応接室に投げ込まれたし…。



ケンさん力強すぎ。



「………誰?」



そこに居たのは、30代前半くらいの可愛い系の女性。



マジ何…。



「…ごめんなさい‼︎」



突然頭を下げるその人。



いや、意味わかんねぇから…。



何で誰も俺に説明してくれねぇの?



「あ、言い忘れた…」



突然ドアが開いて、コウちゃんが顔だけ出す。



何を言い忘れたんだよ。



「その方、お前の母ちゃんな。お前が緊張し過ぎだから、早めに対面終わらせようかな〜って思って」



…ん?



今何て言った⁉︎



母ちゃん…⁉︎



< 61 / 130 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop