天国への切符



シーンとする部屋。

ふと考えていた。


お母さん…何を調べてたんだろう?



おばあちゃん、そんなにボケて来たのかな?

頭の病気って、結構マジでヤバイの?


ぼーっとしながら、ドキドキしていた。


何となく、嫌な予感がしたからかもしれない。


何故なのかは分からないけど…不思議なくらいものすごく、嫌な予感がしたんだ。



「真優ー!おばあちゃん知らない⁉︎」


すると、一階から聞こえてきた声。


ドアを開け、「知らない」と声をあげて言うと、その直後お母さんは家から出て行った。

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