一生貴方を愛し続けます
やはり星の周りには人だかりが。


これじゃ話せないよ。。


仕方がない、放課後にするしかないな。



…放課後


さっきまでの人だかりも帰り、教室にはポツリ、ポツリと人がいるくらいだ。


よし、今がチャンスっ!


私の足は星のもとへと。


「あっ、あの、金崎くん。」


下を向いていた整った顔が上を向いてこっちを見る。


「ああ、大空さん?どうした?」


やっぱり、私のことは忘れているよう
だ。


がっくりするが、そんな暇はない。


「ちょっと話したいことがあって。いい?」


一瞬考えたような表情を見せた。


「うん、いいよ。でも、ここじゃああれだから、俺ん家行く?」


『家』というワードを聞いて顔が赤くなる。


私にとっては再会だけど、星にとっては初対面だよ?


普通、初対面の女の子を家にいれるかっての。


その思いとは正反対な行ってみたいという欲のほうが勝っていたようだ。


「うん、行くっ。」



星の後をついて行く。


見慣れた風景を歩く。


着いた場所は私の家の斜め前の一軒家。


なるほど、引っ越してきたのは星だったのか。


「あの、私の家そこなんだけど。」





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