ずっと…。~小さなウソ、確かな出会い~
第1章
出会いは突然でした…


高3になり、もうすっかり馴染んだ校舎を昼休みに友達と3人で歩いていた。


「ねー、マジで行くのー??」
と、愚痴るワカナ。

「嫌ならついてこなくていいよー」
苦笑いを浮かべるマイ。


私たちは、部活の後輩に伝言を伝えるために2年のフロアに来ていた。

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