ずっと…。~小さなウソ、確かな出会い~
「で、名前は??」
早く聞きたくてウズウズしてしまう。

「シューズに″川口″って書いてたっ!!」

「よし、苗字が分かればあとはクラスやね。」

「玄関に行けば分かることやねーw」

勝手に話を進める私とマイに戸惑いがちにワカナが質問する。

「あ、あのさー、まさかとは思うんだけど…また通るの…??」

一瞬のズレもなく満面の笑みで答える。
「「もちろん♪」」
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