わたしの365日
今日も……ほら。
あたしの彼氏、矢崎陽斗(やざきひなと)
が放課後の空き教室で仲良く女の子と
喋ったり、ときどきキスしたりしてる。
私なんて、もう必要ないのかな。
別れた方がいいのかな。
私はその光景を空き教室のドアの少しあいている隙間から少し複雑な思いで
見ていた。
その時、目を疑うような物が目に飛び込んできた。
……はさみ?
女の子の手にははさみがキッチリと
握られていた。
「あたしが彼女じゃないの⁉︎好きだって、1番だって、言ってくれたのに」
「それはその時のノリでさ、1番はわりぃけど、やっぱ彼女なんだわ」
「最低……こんなに好きなのに。許せない‼︎」
その女の子ははさみを持ったまま陽斗を
刺そうとした。
あたしの彼氏、矢崎陽斗(やざきひなと)
が放課後の空き教室で仲良く女の子と
喋ったり、ときどきキスしたりしてる。
私なんて、もう必要ないのかな。
別れた方がいいのかな。
私はその光景を空き教室のドアの少しあいている隙間から少し複雑な思いで
見ていた。
その時、目を疑うような物が目に飛び込んできた。
……はさみ?
女の子の手にははさみがキッチリと
握られていた。
「あたしが彼女じゃないの⁉︎好きだって、1番だって、言ってくれたのに」
「それはその時のノリでさ、1番はわりぃけど、やっぱ彼女なんだわ」
「最低……こんなに好きなのに。許せない‼︎」
その女の子ははさみを持ったまま陽斗を
刺そうとした。