【短】大きいガキと小さいガキ
◇第3話
「桃大丈夫?」
「ん…星也…?」
気がついたとき、あたしは自分の部屋のベッドで寝ていた。
なんで…
「桃走って帰っちゃうからさ、追いかけたんだよ。そしたら部屋で倒れてるし」
倒れてたの…あたし…
「なんで…」
「え?」
「なんで…追いかけてきたの…?」
あたしは星也のなんでもない。
だから星也はあたしをおいかける必要はないんだよ…?
中途半端なことしないでよ…
「心配だったからに決まってんだろ」
「ん…星也…?」
気がついたとき、あたしは自分の部屋のベッドで寝ていた。
なんで…
「桃走って帰っちゃうからさ、追いかけたんだよ。そしたら部屋で倒れてるし」
倒れてたの…あたし…
「なんで…」
「え?」
「なんで…追いかけてきたの…?」
あたしは星也のなんでもない。
だから星也はあたしをおいかける必要はないんだよ…?
中途半端なことしないでよ…
「心配だったからに決まってんだろ」