意地悪☆王子

『芦田君。学校案内するから着いてきてくれない?』


びくびくしながらも勇気を出して言った私。
こんなに緊張したの生まれて始めてだ。






青い瞳が私の目をじっと見る。



すると芦田君は立ち上がって私が先に行くのを待った。




『それじゃあ、いってきまぁー…す』



みんなが一斉にこっちを見て気の毒そうに私達を見た。



はぁ~


私だってやだよぉ~
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