永遠に...
【カチャ】

ドアを、開けた。


そしてお父さんは
仁王立ちで
立っていた。

そして
口を開いた。
『お前さ~。
前から思ってたけど
なんかすっげ~
うざいんだよね。
お前のオヤジと俺
同級生だけど
性格も顔もまったく一緒でムカつく。
もうお前の存在
消したろうか??』
【ドンっっ】

そう言いながら
私は、
蹴られた。


【ドンッ】
【ベシッ】

そして
それから
殴る∑蹴る∑
の繰り返しだった。

お母さん。
お母さん。

助けてほしい。
そう思ってが
殴られたショックと
痛さで私の声は
だしたくても出なかった。

ただ
心の中で
お母さんが
来てくれるのを
願うしかなかった。
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