永遠に...
『もしもし?』

『あんた何やってるのー?
今何時だと思ってるの!!』

『ごめんなさい。』

『もうお母さん本当に、心配してたんだからね。
危ないから早く帰ってきなさい。』

電話の主は、
お母さんだった。


私は、帰りたくないなあ~っと思いながら星志に言った。

『家に帰る。』


『分かった。
ってかお前面白いな。
そんな嫌そうな顔で言わなくても(笑)

それぢゃあ、
俺も帰りたくないけど、お前先に行け。』

『いやだ。』


自分でも
驚く言葉が出た。

そして星志は、
微笑んで、
『じゃあ一緒に歩くか。』

っと言ってきた。


自分の言った言葉に後から
恥ずかしくなってきた。
多分顔は、真っ赤。

私は、小さな声で

『ぅん。』

っと言った。
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