第３ワープ宇宙局

Jt78惑星

MY-26

基地内で体を休めると、Jt78惑星まで旅立つ準備を始める。
MY-26というワープ用のシャトルに、徹たちの荷物が入れられた。
「注意点は確認できたか？」
ニコラスがMY-26から出てきた作業員に尋ねた。
「問題はないです。」
作業員は答えた。
「よおし、諸君たち乗り込みたまえ。」
徹とシリルそして最終試験に通った３人がMY-26に乗り込んだ。

《シートを確認して下さい》

録音された女性と思われる声が、音信通信機器がつけられた耳元に響き、遠くからドリルのような音がした。
程なくして徹の体に、何人かの自分が寄りかかった。

(これを数日耐えるのだ)
額に妙な汗が出てきているのを徹は感じた。
そして徹は気を失った。