DETH
操作し始めて10分。
残り時間5時間30分…現時刻は22時を差していた…
俺は今、○○病院の前にいる…
ゲームの中の外も真っ暗で…恐らく、現実の世界と同じなのだろう…
そして中に入り、ナースコーナーの前を通る。
ゲームの中で操作しているせいか、ナース達は見向きもしない。
そのお陰でスムーズに305号室にたどり着く事ができた。
残り時間は5時間をきり、病室のドアをゆっくり開けた…
初めてするゲームなのに、何故か操作の仕方を始めから知っていたかのように、手慣れた感じに指が動く。
俺は康太がいない事を願いながら真っ暗な部屋へと入って行った…
入ってすぐのとこにベッドが一つだけあり、そこには…
「康太…」
そう、康太が寝息を立てながら寝ていた…
一番願いたくなかった事…
別に康太と仲良かった訳ではない…
でも…同じクラスの仲間…
「そんなやつの腕を切れってゆうのか!?そんな事…」
出来るわけねぇ…
俺はコントローラーを下に置こうとした…
「…えっ…?」
コントローラーを下に置きたいのに置けない…
いや、置けないんじゃない…
誰かが俺の手を押さえて離さないようにしている…
そして勝手に指が動き、ゲーム画面には刃物を持つ人影が映っていた…
その人影が誰だか分からない…徐々に康太の寝ているベッドに近付いていく…
「お、おい…辞めろ…!」
画面の人影に叫ぶ…
しかし、当たり前聞こえるわけでもなく…それを無視するかのように人影が康太の右腕に向かって刃物を振り落とした…
残り時間5時間30分…現時刻は22時を差していた…
俺は今、○○病院の前にいる…
ゲームの中の外も真っ暗で…恐らく、現実の世界と同じなのだろう…
そして中に入り、ナースコーナーの前を通る。
ゲームの中で操作しているせいか、ナース達は見向きもしない。
そのお陰でスムーズに305号室にたどり着く事ができた。
残り時間は5時間をきり、病室のドアをゆっくり開けた…
初めてするゲームなのに、何故か操作の仕方を始めから知っていたかのように、手慣れた感じに指が動く。
俺は康太がいない事を願いながら真っ暗な部屋へと入って行った…
入ってすぐのとこにベッドが一つだけあり、そこには…
「康太…」
そう、康太が寝息を立てながら寝ていた…
一番願いたくなかった事…
別に康太と仲良かった訳ではない…
でも…同じクラスの仲間…
「そんなやつの腕を切れってゆうのか!?そんな事…」
出来るわけねぇ…
俺はコントローラーを下に置こうとした…
「…えっ…?」
コントローラーを下に置きたいのに置けない…
いや、置けないんじゃない…
誰かが俺の手を押さえて離さないようにしている…
そして勝手に指が動き、ゲーム画面には刃物を持つ人影が映っていた…
その人影が誰だか分からない…徐々に康太の寝ているベッドに近付いていく…
「お、おい…辞めろ…!」
画面の人影に叫ぶ…
しかし、当たり前聞こえるわけでもなく…それを無視するかのように人影が康太の右腕に向かって刃物を振り落とした…