DETH
俺は次の人間…獲物を探しに公園を離れた。
最早、人間共は今の俺にとったら獲物にすぎなかった。
さっきの二人の事は、恐らく誰もが事故死だと思うはずだ。
しかし、次からは事故死に見せ掛けるのは難しい。
一日に何度も事故が起きると警察も変に思い、捜査も大きくなりそうだ。
いや、今の俺なら大丈夫だ。
ゲームで操作しているし、何一つ証拠がない。

だったらこのままいっぺんに殺してしまえば…

しかし、大勢いる中、殺す事はできない。

「くそっ…どうすれば…」

そう俺が考え、悩んでいる間に、康太は10人を切っていた…
このままだと負ける…

何か方法は無いか…!?

俺はとりあえず公園から出て、その辺をウロつくようにコントローラーを進めた。

ゲームを始めてから1時間が経過した。
後残りの1時間で10人…いや、その倍は殺さなければならない。
康太は今、何処でどんな奴らを殺しているのか分からない。

だったら俺はどんな方法を使ってでも康太に勝ってやる!!

公園を出た俺はある家へと向かった。
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