DETH
なんとか遅刻は免れた俺は、荒い息を落ち着かせながら椅子に腰掛けた。
HRまで後10分。
俺はあれだけ走ってもまだ眠気は治まらず、さっきの事など忘れ、机に肘をつきながらウトウトしていた。
すると、教卓の方で数人の女子が輪を作り、ヒソヒソと何かを話していた。
俺はそれが気になり、眠たい目を擦りながら少し輪の方へと耳を傾ける。
「ねぇ、知ってる?DETHってゆうゲーム」
クラス一噂好きの奈緒は誰もが知らないであろう…とゆう事まで知っている、人一倍情報が早い、最強の情報網だ。
そんな彼女はまた何か情報をつかんだらしく…
知らない子達は「何それ!?」と興味深そうに聞く。
俺もゲームと聞き、これは聞かなきゃ損だ!と更に耳を傾けた。
「何かさ、聞いた話しなんだけど…そのゲームには隠された秘密があるらしいの!!それは何だか分からないけど、すごく危険なんだって」
「ぇえ~何それぇ…」
“危険”と聞いただけでビビっている裕子に対し、隣にいる遥は
「ばか!ただの噂だって!現に危険て言っても買わなきゃいいだけの事じゃん」
ご最もだ!と俺は心の中で納得した。
でも…もしそんなモノが近くにあるなら俺は欲しいぜ…
危険て聞くと余計やりたくなんんだよな~
それに…
「へっへぇ~♪ゲーム好きの俺にはもってこい!だぜ♪」
HRまで後10分。
俺はあれだけ走ってもまだ眠気は治まらず、さっきの事など忘れ、机に肘をつきながらウトウトしていた。
すると、教卓の方で数人の女子が輪を作り、ヒソヒソと何かを話していた。
俺はそれが気になり、眠たい目を擦りながら少し輪の方へと耳を傾ける。
「ねぇ、知ってる?DETHってゆうゲーム」
クラス一噂好きの奈緒は誰もが知らないであろう…とゆう事まで知っている、人一倍情報が早い、最強の情報網だ。
そんな彼女はまた何か情報をつかんだらしく…
知らない子達は「何それ!?」と興味深そうに聞く。
俺もゲームと聞き、これは聞かなきゃ損だ!と更に耳を傾けた。
「何かさ、聞いた話しなんだけど…そのゲームには隠された秘密があるらしいの!!それは何だか分からないけど、すごく危険なんだって」
「ぇえ~何それぇ…」
“危険”と聞いただけでビビっている裕子に対し、隣にいる遥は
「ばか!ただの噂だって!現に危険て言っても買わなきゃいいだけの事じゃん」
ご最もだ!と俺は心の中で納得した。
でも…もしそんなモノが近くにあるなら俺は欲しいぜ…
危険て聞くと余計やりたくなんんだよな~
それに…
「へっへぇ~♪ゲーム好きの俺にはもってこい!だぜ♪」