DETH
退院した次の日、俺は少し気を休める為、学校を休んだ。

そんな中、俺達の教室ではこんな騒ぎが起きていた――――




「ねぇ…あたしを選ばないでね…?」

「あたしも辞めて…ねぇ…裕子…!!お願い…」

「煩い!!誰を選ぼうかあたしの勝手じゃん!!」

今、巧のクラスメートではあるゲームが行われていた。
そう、巧や康太がやっている“DETH”だ。

事の始まりは、教室のごみ箱に隠されていた右腕と封筒を偶然、裕子が見つけてしまった事からだった。
裕子が騒いだせいで、全員がそれを見てしまった。
そして、クラス全員に“DETH”が渡された…
まるで全員が見る事を最初から知っていたかの様にれぞれ机の中に入れられていた。

ノートパソコンと一緒に…

最初はただの悪戯だと思い、初めに見つけた裕子にみんなは試すようにと無理矢理、起動させた。


すると、画面に彼女らの居る教室が映し出された。
< 46 / 46 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

絶対裏校則
REN/著

総文字数/26,778

青春・友情58ページ

表紙を見る
恋手紙
REN/著

総文字数/1,917

詩・短歌・俳句・川柳12ページ

表紙を見る
たった一つの忘れ物(仮)
REN/著

総文字数/6,292

恋愛(その他)14ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop