それでも大好き
流央
「ママー」
「なぁに流央?」
「どうしてるーくんにはパパがいないの?」
いつかは聞かれることだってわかってた。
でもこんなに早いなんて……子どもの成長は早い。
「ごめんね流央。ママだけじゃさみしい?」
「ううん、るーくんママ大好きだからさびしくない」
でもやっぱり自分の子どもは可愛い。
「あのね流央、あなたの笑顔はお父さんにそっくりなのよ。鏡の前で自分の笑顔を見るとお父さんと笑ってるみたいで寂しくないでしょ?」
「うん!」
笑顔で返事をする流央。
……似てる。私の愛したあなたに。
もう5年も経つのね。
「なぁに流央?」
「どうしてるーくんにはパパがいないの?」
いつかは聞かれることだってわかってた。
でもこんなに早いなんて……子どもの成長は早い。
「ごめんね流央。ママだけじゃさみしい?」
「ううん、るーくんママ大好きだからさびしくない」
でもやっぱり自分の子どもは可愛い。
「あのね流央、あなたの笑顔はお父さんにそっくりなのよ。鏡の前で自分の笑顔を見るとお父さんと笑ってるみたいで寂しくないでしょ?」
「うん!」
笑顔で返事をする流央。
……似てる。私の愛したあなたに。
もう5年も経つのね。