ＬＯＶＥＰＡＩＮ②

「でも、広子ちゃんには、俺、よけいな事したかな？」


コウジロウさんは、相変わらず鋭いのか、
私がそんな顔を浮かべたのか分からないけど、

落ち込んだように私の顔を見ている




「いえいえ！！

さっさと終わらせて、
ゆっくりと休んで、ゴロゴロしたいです！」


私は笑いそう告げると、
コウジロウさんは、いつものように笑ってくれた




「広子ちゃん、また太るかもね？」


コウジロウさんはそう言うと、
誰かに呼ばれて私達から離れて行った




「俺も昨日から思ってたけど、
お前、会わなかった間で、少し太ったよな？」


成瀬は私の頬の肉を、
軽く摘まむ