LOVEPAIN②


色々と考えてたら、
抵抗する理由も意味も分からなくなって来た



もし、成瀬が彼氏ならば、
今は泣いてでも須田を突き離したかもしれない




自分の唇を割って入って来る須田の舌に、
応えるように舌を絡ませた



私には、今のこれを断る理由なんかないんだ




さっき迄は純粋だと思っていた須田の私に対する思いも、

結局は、私とキスしたりセックスしたいだけなんだと、
色褪せて見える



したいなら、すればいい、って、
投げやりになってしまう



自分を大切になんて思えない






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