LOVEPAIN②
その行為が終わっても、
須田はずっと布団の中で私を抱き締めてくれていた
それで安心出来たからか、
このままもう眠ってしまおうかと思った
その腕の強さや、温もりが、心地いい……
「――でも、広子と付き合えるなんて思わなかった」
その須田の言葉に驚き、
重く閉じかけていた目をパチッと開いた
付き合ってる?
「あの、私と須田って付き合ってんの?」
今度は須田の方が驚いて、
私の顔を見ていた
「えっ?付き合ってんじゃねぇの?
だって、俺と今こんな風になってんのにさ」