LOVEPAIN②

私の部屋へとやって来た須田はお酒臭くて、
酔っているからか、

一段と私に甘えて来る




「広子、超好き!」


部屋に招き入れて、
すぐにそう言って抱き付いて来た


近付くと、本当に酒臭い



けっこう飲んでいるのだろうか?



未成年なのに……




「須田、未成年なのにお酒なんて飲んでいいの?」



「ああ~、大丈夫、大丈夫!

店出る時、客前では年齢二十歳って事にしてるから。

店長にそう言われて、
俺だけじゃなく、他にも……」




それって、店側は須田が未成年って知ってて飲ませているんだ



まぁ、そう言うものなのかもしれないけど……




「とりあえず座って」


そう言って、須田をテーブルの前へと引っ張り座らせるが、

手を引かれて私は床へと押し倒される




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